こんにちは🎶
今日のテーマは「感情を感じきる」ことについてお伝えしていきたいと思います
目次
感情の処理
あなたは感情をどう処理していますか?
昔の私はというと・・・
感情を抑える、蓋をすることが多かったです(私と同じような人多いと思います)
ではスピや悟りといった世界に足を踏み入れた今はというと・・・
感情は大したものではないことに気づいたのでいろんな感情をスルーするようになりました
あなたはいかがですか?
感情と一体化し感情に振り回されていますか?
それとも感情をこらえて蓋をしてしまっていますか?
今日はその辺りの話をしていきたいと思います
感情はコントロールできない
まず初めに「感情」はコントロールできないことを知ってください
以前、「思考はコントロールできないですよ」というお話をしましたが実は感情もおなじなんです
例えばもしあなたの大切な人がなくなれば自然と悲しい感情が湧いてきますよね!?
車を運転してて急に横入りされたらムカッとなります(なりますよね)
お笑いをみていれば楽しい気分になります
これらは私たち人間が意図したから起きるのではなく、その場その場に合わせた感情が勝手に湧いてきています
コントロールしようとして悲しいのに無理に笑うことはできないでしょう(表面上は可能かもしれませんが)
このように感情は勝手に起きてくることをまずは認識してください
その上で次に大切なのは思考と感情の関係性です
思考と感情の関係性
私はこのブログでは思考なんて大した価値はない、放っておけばいい、ということを繰り返し言っています
感情もそれに近いのですが感情は思考よりも優先順位が低いと私は考えています
なぜなら感情は時に思考につられて出てくるという特性も持っているからです
どういうことかというとプラス思考の人はプラスの感情を感じることが多いでしょうしマイナス思考をしている方はマイナスな感情を感じることが多いということです
つまり感情は自身が考える思考によって変わる場合があるということです
ですので感情よりも思考の方が優先順位が高いというわけです
感情だけでなく思考もコントロールできない 感情は思考につられて出てくる
では感情は勝手に湧いてくるというお話をしましたがそれと感情を感じきるということがどう関係するのでしょうか?
感情を感じきるということ
感情を感じきる・・・これって意外とできていない人が多いと思います
大抵の方は感情と一体化していますので感じきるのではなく感じるままになっています
感じきるという行為は能動的な行為でありますが普段人間は感情に従っていますのでこれは真反対の受動的な行為です
感じきるということは自分が今どのような感情にあるのか認識し、その感情に浸るという行為だと私は考えます
つまり「私」という人間は感情と一体化しているのではなく、あくまでも感情を感じる主体として「私」という人間がいるということです
この辺りややこしいと思いますのでもう少し詳しく説明します
例えばとても落ち込んでいるときなどは特に「苦しい」「悲しい」感情と一体化し【私=感情】となっています
つまり苦しみそのもの、悲しみそのものとなっている状態です
このようなときは感じるもの全てが暗い感じがしていますよね
ですがこのような時でも感情を感じきるためには「私は今苦しみを感じているんだなあ」「私は今悲しみを感じているんだなあ」と感情に気づくことが大切なんです
この時、私=感情という構図は崩れ落ちます
あくまでも私は感情を感じている主体であり、感情は客体となるのです。ですので両者がイコールで結ばれることはあり得ません
苦しみそのもの。悲しみそのものではなくそれを認識しているものが私ということです
私は苦しみである←感情と一体化している
私は苦しみを感じている←私と感情は別物であり私とは感情に気づいているもの
そうやって苦しみや悲しみに気づきながら浸ることで感情を感じきることができます
では感じきるとどうなるのでしょうか?
感情を感じきると感情から徐々に解放されていく
結論から言ってしまうと感情を感じきるとその感情に対してあまり重きを置かなくなります
この辺は個人的な体感であるので言葉にするのが難しいのですが・・・
例えば私の場合、以前はうつ病やマイナス思考もあったためマイナスな感情を抱くことが多かったのですが「ああ俺は今こういう感情を感じているんだなあ」と感情に気づき・浸ることで感情を客観視できるようになりました(まあ感情に浸る行為が先ほども言ったように客観視につながるのですから当たり前と言えば当たり前ですかね)
そうすると感情って大した価値がないもの(特に自分が嫌だと感じる感情)だと解るようになったんです
それでも何かあればむかつきますし悲しいこともあります
でもそれに引っ張られることがなくなり自分は感情とは関係ないものなんだと認識が変わっていきました
簡単に言えば感情に従って行動することが少なくなりました
こんな風にかくと不感症になったと思われるかもしれませんが違います
感情は変わらずそこにあります
加えて感情に対して鋭敏になったような感覚もあります(自分が今どういう感情を抱いているかすぐにわかるようになった)
そして感情を客観的に見れるようになった今、私は感情を選択できる立場にあります
感情はコントロールできないのに選択できるってどういうこと?
確かに自然と出てくる感情はコントロールできませんが、出てしまったあとはどうにでもなります
嫌な感情、悲しい感情、苦しい感情が出ても、その感情はいらないやと思えば感情はあっという間に萎んでしまいます
そしたらまた違う感情を選べばいいんです
以前の私は仕事でも「今日も疲れたなあ・・・」「しんどいなあ・・・」という感情と一体化していました
でも今は「疲れたなあ・・・」と湧いてきてもその感情と一体化せず「まあそれだけ頑張った証拠だよな」と感情を自分で切り替えられるようになっているのです
感情に気づき、感じきることでそれができるようになってきました
まあそういったプラスの感情も大した意味はないのですがどちらがいいと言えばどうせ感じるならプラスの方がいいですもんね(笑)
感情を感じきっているといかにこれまで自分が感情という得体の知れないものに振り回されていたかがよくわかります
そしてそれがわかると感情に悩まされることも少なくなり自分で感情を選択・・・まあこれも自動的にという感じなんですが・・・できるようになります
感情を感じきると感情に振り回されなくなっていく
この記事のまとめ
- 感情はコントロールできない
- 感情は時に思考につられて湧いてくる
- 感情を感じきるには感情に気づき客観視する
- 感情を感じきると感情から解放される
感情を感じきるためにはまずは感情に気づき感情と一体化しないことが重要です
感情はコントロールできない 感情は自然に湧いてくる