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嫉妬や妬みは相手がいるから出てくるもの
こんにちは♪今日は「嫉妬・妬み」についてお話しさせてください
みなさんも一度は嫉妬や妬みの感情を持ったことはあると思います
私は大人、特に就職してからそれらの感情に苦しむことが多かったです(特にお金の面)
その時にはすでに強迫性障害やうつ病を患っているのでそのせいも多少影響あると思いますが、遡ると学校在学時から嫉妬心を抱きやすい傾向にはありました
学生の時、特に医療系の学校に入っているときは勉強に対して優越感や劣等感を感じることが多かったです(小中高は勉強を全くしていなかったため劣等感すら皆無)
また私は一度大学を卒業してから再度医療系の大学に入ったことで当時の友達からは1歩も2歩も遅れをとっていましたので友達がすでに社会人となっていたことなどに対しては少なからず劣等感を感じていました(劣等感ですので嫉妬まではいかないかな)
このように嫉妬や妬みという感情は自分以外の誰かがいないと成り立たないものです
相手がいて比べることで生まれる感情、それが嫉妬や妬みです
と言うことは
嫉妬や妬みの感情があると言うことはそれだけ周りの人と自分を比べていると言うことなんです
この「比べる癖」はおそらく幼少期の頃からの体験が大きく関わっていると思います
小学校に入学すると成績表というものを初めてもらうようになり自分の立ち位置を相対評価されるようになります
そしてこの時になるといよいよ周りの大人たちもあなたと周りを比べるようになります(もしかしたら義務教育前に比べるような親もいるかもしれません)
「〜ちゃんは勉強ができる」「〜君は足が速い」などなど多かれ少なかれ親は周りの友達とあなたを比べるはずです
そうやって周りと比較され続けることがその後何年も続きます
おそらく自分の周りの人間(特に親や先生)が他の人とあなたを比較せず、常に主観的な評価をしてくれれば大人になってからもそれほど嫉妬や妬みと言った感情は持たずに生活できるはずです
しかし比較されることが当たり前になるとそのうち否が応でも自分でも無意識に周りと比較する癖がついていきます
学生時代は偏差値や模試の順位、成績、容姿、部活でのうまい下手、親の収入など・・・
親ガチャなんて言葉があったようにいろんなことを周りと比較していきます
もちろんちょっとした優越感に浸ることもあるでしょう
ですが多くの人は劣等感に苛まれることの方が遥かに多いはずです
何より今の時代はとかく裕福な方や優れた方などをYouTubeやネットですぐに見れてしまう
そうやって自分より優れている人(本来は優れている劣っているのは勘違い。一つの側面を見ているだけにすぎない)と比べるたびに自己肯定感は減少していきます
いえそれ以前にすでにかなり下げられた自己肯定感は今度は自己否定となって襲いかかってくるでしょう(自己肯定感が多少低いならまだしも自分で自分を傷つける自己否定は厄介なものです)
なんで私は・・・
なんであの人みたいになれないんだ…
そして就職すれば今度は年収や給料、休みの数、結婚、子どもの有無などさらに多くのことで周りとの比較に苦しみます
就職する頃になれば親や周りの人はそれほど人と比べることは少ないと思いますが、この時にはすでに自分が人と比べる癖が出来上がってしまっているので嫉妬や妬みからなかなか逃げることはできなくなっていることでしょう
就職してしまうとすでにある程度身動きできない状況に置かれることが多い。また学生時代に比べて「お金(収入)」など自分ではどうにもできない(本当はそんなことない)ものに対する嫉妬心が起きやすいため尚更大変です
感情の22段階 エイブラハムより
少し話を変えます
スピリチュアルに興味がある人ならば「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことはあると思います
その引き寄せの法則を扱った本というのは巷にたくさんあります
その中でもエイブラハムという高次元の存在の言葉を記した本は特に有名ではないでしょうか
知らない方もいると思いますがそのエイブラハムという存在は人間の感情を22段階に分けています
ここで少しだけ抜粋して紹介します(上ほど良い感情で下のものほど悪い感情)
1 | 愛 感謝 気づき |
2 | 情熱 |
3 | 意欲 熱意 |
8 | 退屈 |
10 | 不満 苛立ち 焦り |
20 | 嫉妬 妬み |
21 | 罪悪感 不安 |
22 | 無力感 絶望 うつ状態 |
なんと嫉妬や妬みは22段階の下から3番目!(実は復讐心よりも低い感情!)
不満や苛立ちより遥かに悪い感情だとエイブラハムは言っています
正直これを見て最初はびっくりしてしまいました
だって嫉妬や妬みってそこまでひどい感情だと思ってはいなかったので・・・
ですが少し考えると現代の格差社会が生んだ嫉妬心や妬みの心こそが人間の心を壊してしまうのかもしれませんね…
罪悪感や無力感は他者に向かうことはない感情ですが嫉妬心や妬みは他者に向かう感情の中では最も始末が悪いのかも(汗)
復讐心はある特定の人に対しての感情ですが嫉妬は時として社会全体に向かうような気がします
エイブラハムの言う通りだとすると嫉妬や妬みの感情は今すぐにでもおさらばしたほうが良いようですね
嫉妬や妬みといった感情からおさらばするには?
嫉妬や妬みの感情を起こす思考を放っておくor思考を書き換える
まず嫉妬や妬みの感情を引き起こすには、その感情を引き起こすきっかけの思考があるはずです
なぜあいつはあんなに給料がいいんだ・・・
なぜこんないい車に乗ってるんだ・・・
こんな思考です(まさしく以前の私です(笑))
この無意識にでた思考に気づかないと嫉妬や妬みの感情がその後出てきます
ですのでまずは最初のきっかけとなった思考に気づくことが必要なのです
思考に気づくとどうなるか、少なくとも悪戯に嫌な感情に巻き込まれるのが防げます
思考が出てくる→思考に気づく→(一旦思考停止になる)→新たな選択肢ができる
みなさんもよかったら何でもいいので何か思考が浮かんだ時に「あっ、今こんなこと考えたな」と思考に気づいてみてください
試してみると一旦思考が止まることに気づいていただけると思います
一旦思考が止まったらあとは自分のしていることにもう一度集中するか、新しい選択肢を選びましょう
新しい選択肢とは「自分は自分だから」というものや次で説明する「相手を讃える」というもの
人と比べることに慣れてしまっていると「自分」というものが他人との相対評価でしか測れなくなっています
そこから離れて主観的評価に戻していくためにはもう一度「自分」というものを取り戻さなくてはいけません
それが「自分は自分」という尺度です
誰かと比べそうになったら「自分は自分」と唱えてみましょう!
できたらその際には嘘でも「笑顔」を心がけてくださいね♪
ある心理学者の方は「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しくなるのだ」と言いました
自ら笑顔を作って自分をしっかり持つことで嫉妬や妬みの感情に引っ張られなくなります
もちろん最初はそんなこと唱えても嫉妬や妬みの感情がふつふつと湧いてくるでしょう
俺も頑張ってるのに・・・(そうなんです!みんな頑張っているんです!)
そんな声が出てくると思います
ですから「自分は自分」に加えて自分を褒めてあげてください(自愛をご参照ください)
嫉妬や妬みの感情を抱いた人を讃える・その人の成功を喜ぶ
これは最初のうちはなかなか難しいと思います
嫉妬や妬みの感情を覚えた人を讃えるということは180度違う感情をその人に抱くことですから
ですがそれが嫉妬や妬みの感情を克服する鍵の一つでもあります
まず嫉妬や妬みというのは自分がそうなりたいという裏返しの感情です
そして自分は達成していないのに相手は達成しているから嫉妬するわけです
でも相手を讃えることは自分とその人とを比べることから外れます
その人を誰かと比べて讃えるわけではないですよね?
ただ単にスゴいから讃えるわけです
そうすると必然的に自分も他人との比較から外れることができます
もちろん簡単ではありません!
だからこそ最初に書いた自分の思考に気づくことが大事なんです
そうやって自分の振って湧いてくる思考を放っておきながら相手のことを讃えます
もし嫌な感情が湧いてきてもいいのです
そんなときは相手のプラス部分を探してみましょう
例えば私は特にお金に関しての嫉妬や妬みが強かったです(同じような人多いと思います)
テレビではお金持ちのお宅拝見やニュースでは大企業のボーナスや年収の額など景気の良い話を流し続けています
そういうのを見ると嫉妬や妬みの感情が湧いてきませんか?(私は湧いてきます(笑))
別にその人が自分に対して何か嫌なことしたわけじゃないのになんかその人のことが嫌いになったり(笑)
その時私に起きていることはその人の「お金の面だけ」を見て、自分が達成できないことをこの人は達成して悔しいと嫉妬しているのです
でもその人は自分の達成したことを達成しているんですよね!?
だったらまずその面だけをしっかりみます!(他のことは持ち出さない)
そしてその面だけ見れば「すごいんだ!」という感情が湧いてきます
だって自分が成し遂げていないことを成し遂げているわけですから
嫉妬や妬みというのはどこか[相手の嫌な部分]も一緒に見ています
そして自分と比べて「自分の方がこうなのにあの人は・・・」「あの人はあんなことしているのに・・・」みたいに全く関係ない部分を持ち出すことが多くみられます
それをやめましょう!そこではなく純粋にその人が成し遂げた結果だけを見てみましょう
そうするとその人のすごい部分が見えてきます
自己肯定感を高める
嫉妬や妬みは劣等感や自己否定の感情から起きています
自分という人間の価値が低いと認識しているから、それよりも相対的に価値が高いと思っている(本当はこれは勘違い)人に対して嫉妬や妬みの感情を抱いてしまいます
それとは反対に自己肯定感の高い人は基本的に人と比べることをしません
「自分はこうだ!」という自分軸がしっかりしているからです
自己肯定感を高めるには「自愛」が1番!
劣等感や自己否定が強い方が自己肯定感を高めるために最も効果があると感じるのは「自分を愛すること」です
スピリチュアルでは「自愛」などと言われます
自己肯定感が高い方は無意識的にそれができている方が多いです
自愛については他の記事に詳しく書きましたが一言で言えば「あなたが一番大切な人をそうするように自分を愛し労わること」です
自分で自分を大切にすると自己肯定感は高くなります
周りの人があなたを大切にしてくれても自己肯定感は高くはなりますが、相手があなたをどう労って愛して認めてくれるのかどうかは分かりません
それは相手からの愛はとても不安定なものです
でも自分は自分を裏切ることがありません!
ですから自分で自分を愛することが大切なのです
そうやって自己肯定感を高めることは「自分は自分でいいんだ」という価値観を持つことになり相対評価の世界から抜け出すことができます
結果として嫉妬や妬みからも遠ざかることができるでしょう
嫉妬や妬みは強い感情 それがあなたが執着しているもの
嫉妬や感情はエイブラハムに言わせるとかなり悪い感情、持たない方がいい感情だと言えます
それだけ強い感情を持つということは裏を返せばそれだけあなたはそれを求めているということ
あなたが嫉妬や妬みを感じたその人はあなたがとてもほしくて欲しくてたまらないものを持っているということです
ということはあなたの求めているものは嫉妬や妬みといった感情により明白になります
ただ気をつけてほしいのは嫉妬や妬みによって明白となった物は=目標・夢ではありません
それはあなたが『執着』しているものです
この辺はとてもニュアンスが難しいのですがいい給料をもらっている人に嫉妬したとします
ということはあなたはいい給料を欲していることです
そしてただ欲しているだけではなくそこに執着しているということです
今も給料もらっているけどもっと上がったらいいな。そのためにできることはやってみよう←良いスタンス
給料がもっと欲しい!←求めるあまり執着になっているし現時点での欠乏感を感じている
文章で書くと難しいのですが心の持ちようが全然違います
少なくとも嫉妬を感じているということはそれに対して執着している証拠なのです
執着を手放すには感謝が1番
嫉妬を手放すにはにも書きましたが嫉妬がなくなれば執着も併せてなくなります
そして執着というものに特にターゲットを絞るのであれば感謝が1番です!
身の回りのことになんでも感謝できるようになれば執着はかなりなくなりますよ!
もしよかったら感謝についてはこちらの記事をご参照くださいね♪
今日は嫉妬・妬みについて記事にしました!
嫉妬や妬みがなくなると生きるのがだいぶ楽になりますよ♪