こんにちは♪
今日は私が常々思っていた「スピリチュアル」と「悟り」の違いについてお話したいと思います
スピリチュアル系の本を色々読んでいく中で時に「悟り」に関する本にあたることがあります
スピリチュアルと悟り系の本は大抵同じ棚にあったりするのですがこの二つを同時に読んでしまとおそらく混乱する方がけっこういるのではないかと思います(私はひどく混乱しました)
今日はそのような方のために私が思うスピと悟り系の違いをお伝えしていきたいと思います
目次
私が思うスピと悟りの違い
スピリチュアルでは主に自分を成長させるような「自己成長」の考え方が多く見受けられます
何かあったらそこから学ぶような視点、それが主にスピリチュアルなどではよく言われます
「引き寄せの法則」もスピリチュアルに属していると考えます
一方で悟り系は「自分」を高めるということではなくいかに「自分(エゴ)」を無くしていくかを主にしていることが多いと思います
悟り系の本を初めて読んだときは正直、意味がわからなかったです
本当の自分はいないだのなんだのと書いてあり(笑)
でも私も今は少し意味がわかるようになってきました
悟りはブッダがおっしゃっったようにこの世は諸行無常であることを知り、この世の苦しみを理解して手放していくことだと思っています(私なんかが語れることではないのですが)
このように
スピリチュアルでは確固とした自分がいることが前提
引き寄せの法則も自分がいるからこその現実創造です
ですが悟りでは自分がいません。自分というものが前提にありません
スピリチュアルは自分がいるからこそ自己成長であり引き寄せの法則なんです
悟りは全ての放棄(全てを受け入れるといってもいい)自分も他人も動物も全てが自分であり自分でないということ(なんじゃそれ???でもこういうことだと思います)
ですので同時にこれらのことを学んでいくと何がなんだかわからずに壁にぶち当たる人がいると思います
ですがどちらに関する多くの本を読んで私なりの結論は
実は目指す先、行き着くところは「どちらも同じ」ということ
実はスピリチュアルも悟りも目指すべきところは同じ
えっ!?違うんじゃないの???
スピは自己成長、悟りは自己そのものの消失なんだから・・・
そう思いますよね!
私も書いてあることが全然違うと思っていたのでいろんな本を読んだ時めちゃくちゃ混乱しました
でもいろんな本を読んでいくたびにスピリチュアルも悟りも目指すところは同じだと気づいたのです
例えば悟りではエゴを無くすことやこの世は諸行無常で自分の思い通りにならないことを知ることと言いました
そしてスピリチュアルにおける自己成長は続けていくと結果としてエゴが無くなることにつながることに気づいたのです
つまりスピリチュアルも引き寄せの法則も精神的な成長を促すようなものも最終的に突き詰めると悟りと同じような境地に至ると考えています
you tubeを見ていてもこれは感じます
最初はとてもスピリチュアル関連の話をしていた方が徐々に悟り系のお話を伝えるようになるといったことが見受けられます
マズローの欲求5段階説
マズローのピラミッドってご存知ですか???
心理学などでよく用いられるものなんですが・・・
マズローさんは人間の欲求を5段階にわけました
1 | 自己実現欲求・・・自分の能力を発揮し目的を達成したいという欲求 |
2 | 承認欲求・・・誰かから認められたいという欲求 |
3 | 社会的欲求・・・集団に属するなど「社会」に属したい欲求 |
4 | 安全欲求・・・安全に暮らしたい・危険を回避したいなど「安全」にまつわる欲求 |
5 | 生理的欲求・・・食欲・睡眠欲など本能にまつわる欲求 |
スピリチュアルは主に1番階層が上にある「自己実現欲求」に近いと思います
先ほどもいったように「自己成長」が根底にあるからです
ですが・・・
実はマズローさんは晩年、自己実現欲求のその上に「自己超越」という段階があるとお話しました
自己を超越、つまりエゴの喪失を意味しています
非常に少ない割合ではあるもののこの自己超越に達成してしまうものがいるとマズローさんは言いました
そうです自己超越とは悟りのことなんです
そして大切なことはこの欲求5段階説は1番下の欲求を満たすと上に、その次を満たすと更に上へと段階的に上がっていきます
・・・ということは
自己成長を続けて5段階の「自己実現欲求」までいった人はそれを満たした時、更にその上の「自己超越」へと自然に段階を進めていくということになります
もちろん自己実現欲求を満たすこと自体が非常に難しいのですが・・・
結局スピリチュアルで自己成長を続けた先には自己超越=悟りが待っているということです
これが私が行き着く先は同じだとする根拠の1つです
上にも書きましたが、実際にyou tubeなどを見てると今のような経緯を辿る方を見てきましたしあながち間違っていないと思います
エイブラハムの感情のスケール 引き寄せの法則より
引き寄せの法則が好きな方なら「エイブラハム」はご存知かもしれません
知らない方のために簡単にいうとエイブラハムというのは高次元の存在でありチャネリングを通して人間に引き寄せの法則を伝えた方(人間ではないかもしれないけど)です
このエイブラハムは人間の感情を22段階に分けました
もっとも望ましい感情からもっとも望ましくない感情まで
「感情」は引き寄せの法則でもっとも大切な要素なのですが一番望ましいとされる感情は「愛」「自由」「気づき」「感謝」などなんです
これらの感情を常日頃から意識的に持つようにしていれば結果としてそれに見合った現実が引き寄せられるということを言っています(引き寄せの法則って結局これだけ!)
愛や自由や感謝を常日頃から感じている人って結局、自己を超越してる人じゃないでしょうか?
どんな人かと言われると難しいのですがエゴがない人と言い換えられるでしょう
エイブラハムが言うもっとも望ましい感情を保持できていればその後に待っているのは結局エゴの喪失=悟りの世界なんだと思います
⭐︎悟りと一口に言っていますが悟りすらも段階がありますのであくまでも悟りの段階の一つという意味です
スピと悟りをどう活かすか
さてゴールが同じのスピと悟りを結局どう生かしていけば良いでしょうか?
全ての苦しみを無くすには私は悟りの考え方が
苦しみをバネにしながら自己成長・自己実現をしたいならスピリチュアルの考え方がいいと思います
ただどちらかを先に学ぶなら悟りの考え方・姿勢・生き方を先に会得した方がいいと思っています
なぜならどうしても自己実現や引き寄せの話や現実創造論はエゴを刺激しやすいからです
自己実現や引き寄せの法則などはどうしても自分ありきの話です
自分がいる限り苦しみや悲しみは必然的についてまわるでしょう
それに引き寄せの法則などは現実を自分の思い通りにしたいというエゴを刺激しやすく更にエゴを強固なものにしてしまいます(私もそうでした)
ですのでスピリチュアルや引き寄せの法則はうまくその知識を活かしていかないと余計な苦しさを背負ってしまうことになりかねないのです
悟りも迷宮に入りやすいことには変わりはありませんが先に悟りを学んでいた方がスピリチュアルや引き寄せの知識を実践しやすいと私は思います
人生にまつわる苦しみや困難を手放していくにはいわゆる悟りのような生き方というか考え方が大切で、手放したからこそいわゆる引き寄せの法則などの現実創造論が活かすことができるのです
もとより自分なんてものはいない。「自分」なんてものは勝手に作り出されてる幻みたいなものだということが腑に落ちれば自然と生き生きといられます(結構大切かも)
自己成長したければそうすればいいし、現実を創造したければ創造すればいいし
でも「自分」ありきで物事を考えると「どうしてうまくいかないんだ」ということにぶつかる可能性が高いのです
この辺のニュアンスわかりにくいですよね・・・うまく伝えることができずすいません
たた最初にいった通りゴールは同じですのでどちらを選んでも同じです
結局はスピリチュアルでも悟りでも人間のエゴから離れた先に何かが見えるでしょう
今日は私なんかが偉そうにスピリチュアルと悟りの違いみたいなものをお話しさせていただきました
かつての私のように混乱してしまっている方がいるならば参考にしてみてください