こんにちは♪
今日はスピリチュアルや自己啓発、引き寄せの法則などの本を読む際の注意点を書きたいと思います
本を読むのに注意点なんかあるの?
そう思ったと思いますがこれがあるんです!
エッセイや小説なんかは別に楽しんで読めばいいと思うんですが
特にスピリチュアルや願望実現系(引き寄せ・潜在意識)、悟り系の本など精神世界の本を読むときには注意が必要です
早速ですがあなたはこのような精神世界系の本は好きですか?
私は大好きでこれまで何十冊と読んできました
ただ正直なところ今後は読むことが少なくなるかなと思っています
今日はなぜそのような結論に私が至ったのか、本を読む際の注意点と大きく関係するのでお話したいと思います
目次
さっそく結論からいきます
精神世界の本は読んでも必死になって理解しようとしない・読んだら忘れる
覚えよう・なんとか理解しようという思考や行為そのものが苦しみの原因だから
ではなぜそのような結論になるのかを説明していきたいと思います
なぜ本を読むのか
まずあなたは何のためにこれら精神世界の本を読むのでしょうか?
おそらく私も含めほとんどの人が理由は同じだと思います
悩みや苦しみを軽くするため
もっと人生をより良いものにするため
欲しいものを手に入れるため
好きな人と結婚するため
自己を成長させようとするため
もっと収入を上げて豊に暮らすため
おそらく理由を挙げればこのようなものであり、まとめれば「自分が幸せになるため」と言えるのではないでしょうか?
幸せになるためということは裏を返せば・・・
私も心の病を治すため、劣等感を払拭するため、成功するためにそれらの本を読んでいました
でもそれは結局
「今」に不満があるということの裏返しなんです
今に不満がなければそもそもこんな本を読もう!なんて思わないはずなんです
もちろん今が幸せだからもっと幸せになるためになんて人もいるかもしれませんがそれはごく僅かだと思います
つまり
今が不満だから現実をコントロールしたいと言った動機がそこにはあるのではないでしょうか?
引き寄せ的に言えば「私は幸せになりたい」は幸せになりたいという現実をもたらします
悟りたいにしても「悟りたい」という現実をもたらすので悟れません
スタートが不足状態からですからどんなに幸せを取り繕ってもうまく行かなくなってしまうのです
スピリチュアルや引き寄せでも「いい気分でいることが大切」「今が完璧」など今に満足することの大切さが言われています
それはまず今の自分や現実を受け入れてしまうことの大切さを言っているのだと思います
今の自分に満足してしまう(無理やり満足するのではなく自然にしてしまうのがポイント)
満足なんだから更に満足と思える世界が実現するということです
精神世界の本を攻略本のように使っていないか?
精神世界の本を必死になって理解しようとする行為はゲームの攻略本をしっかり読んでゲームをクリアしようとすること似ています
ただゲームにはシナリオがあって前もって攻略本で知ることができますが人生にはシナリオはありません
精神世界の本を必死に理解しようとしたって人生のシナリオは人それぞれですからその通りうまくなんてことはないのです
必死に内容を理解しようということがそれだけ現実をコントロールしたいという欲求の裏返しであることに気づいてください
そうしないと何度も何度も精神世界の本を読み漁ることになったりセミナーに通ったりすることになってしまいます
私もそうでしたから気持ちがわかります
潜在意識の本を買えばそれはもういろんな著者の潜在意識に書かれた本を読んで実践します
寝る前のイメージングやアファーメーションをやったり
引き寄せの法則や願望実現の本も同じです
紙に欲しいものを書いたりして何度も見たり
「私の年収は1000万円になりました。ありがとうございます」なんて何回も唱えたり(笑)
もちろん叶っていませんよ(笑)
悟りにハマれば悟ためにはどうすればいいんだとか言って瞑想を始めたり
インドの覚者と呼ばれる方達の本や動画を何度も読んだり見たり
それって結局、現実をコントロールしたいだけなんです
潜在意識を、引き寄せの法則を、悟りを用いて「成功したい」「人生を良くしたい」だけなんです
でもそれはエゴの策略なんだと気づいてください
そうやって自分には足りないものがある、未来に希望や不安を煽って私たちを迷わせているんです
それに気づいてください
本を読むのはいいんです、楽しく読めるならいいんです
でもそれを人生の攻略本として必死になって理解しようとしないでください
「なるほどね」「このメソッド楽しそうだな」とか軽い気持ちで読むのがいいんです
「理解したい」「わからなきゃ」と思ったら一度、本を置いてください
その気持ちは今の不足をなんとかしようという現れです
エゴがそう思わせているんです
だからどうしてそう思うのか思考を見張ってみてください
ある方が願望の達成は願望の放棄であると言っていました
まさしく願う・望むからそのまま願わなきゃいけない、望まなきゃいけない世界が投影されています
精神世界の本を読むということはおそらく悩みや苦しみを抱えており、それらの本を読むことで未来に希望を見出したいと思っています
でもその行為こそが新たな苦しみを見出してしまう可能性があることに気づいてください
私もこれまで何十冊と藁をもすがる思いで精神世界の本を読んできたからわかります
でもそこに答えは見つからないと思います
いっときは「そうか!こういう風に生きれば、行動すればいいんだ」という光が見えて
実際に人生が好転したかのように見えるかもしれません
でもまた何か嫌なことがあったらやっぱり違うやり方がいいのかな、とかもっと必死にやらないとダメなのかな、とか考えだして本や動画などを見まくることになる可能性が大きいです
それは別の苦しみを生み出しています
現実がなかなか良くならない・コントロールしたいけどできないという苦しみです
だから精神世界の本を読んで何かを得ようと思わない方が絶対にいいです
何かを得るために読むことがほとんどだからこれまた難しいことなんですが(笑)
今日は精神世界系の本を読む際の注意点についてお伝えさせていただきました
本だけでなく動画とかでもそうですよ!
ついつい「理解しなきゃ」とかそんな思考が湧いてきたらそれはエゴの仕業ですので気づいてくださいね♪
熱心にスピリチュアルや引き寄せ、悟りなど精神世界の本を読んでいる方