【保護猫の譲渡費用を解説】譲渡費用って高い!?そんな疑問にお答えします

この記事を読んでほしい方

保護猫をお迎えしようと考えている方・保護猫の譲渡費用について知りたい方

こんにちは♪

今日は保護猫を譲渡してもらうにあたっての「譲渡費用」について記事にしたいと思います

保護猫を飼いたいと思っているけど譲渡費用ってどれくらいかかるのかなあ・・・譲渡費用について知りたいな

この記事は初めて保護猫をお迎えしようとしている方・譲渡費用について知りたい方の疑問を解決するために書きました

私はこれまでに保護猫を5匹、保護犬を1匹譲渡していただいているので譲渡費用についての詳細をお伝えすることができます

この記事を読み終わる頃には保護猫の譲渡費用についての詳細がよくわかっていただけます

結論:譲渡費用は保護団体により様々 数万円が一般的

  • 保護猫を迎えるにも費用はかかる・譲渡費用の内訳はこれまでかかった医療費や生活費、協力金など
  • 譲渡費用は数千円から数万円と幅広く保護団体により異なる
  • 譲渡される猫の年齢やこれまでにかかった医療費などにより大きく異なる場合がある

保護猫なのになぜ費用がかかるのか?

譲渡費用の内訳の大きなものは「医療費」とこれまでの「生活費(飼育費用)」です

保護時やその後の健康診断

「保護猫」と一口に言っても子猫だったり成猫だったり様々です

また当然保護猫は野良猫だったり多頭飼育崩壊の猫だったりするわけですから健康状態のチェックは欠かせません

例えば便に虫がいたり、ダニやノミがいたりすることはもちろん重篤な病気であったりエイズや白血病の因子を持っている可能性もあります

そのような健康チェックは保護した猫には必ず行う必要があります

そうしないと例えば伝染性の病気であれば健康な猫まで病気になってしまったり譲渡時のトラブルにも繋がってしまいます

去勢・避妊手術

また野良猫や多頭飼育崩壊の猫は多くの場合、去勢・避妊手術が行われていません

このような状態(未去勢・未避妊)ですと縄張り意識が強く他の猫と喧嘩したりしてしまいますし問題行動が起きたりもします。もちろん子猫が瞬く間に増えてしまうのも大きな問題です

ですので保護猫は必ず去勢・避妊手術をすることになりますし子猫の場合には譲渡先の飼い主に去勢・避妊手術をすることを制約しての譲渡になります

よって保護猫を譲渡するにあたってすでに去勢・避妊手術が行われていればその手術費用も譲渡費用に入ってきます

これまでの生活費(飼育費用)

医療費だけでなく譲渡するまでの生活にも多くの費用がかかっています

日々のキャットフードやおやつ、トイレの猫砂など猫との生活にはどうしたってお金がかかります

このような負担の一部も譲渡費用に入っていることがあります

一般的な譲渡費用の内訳

譲渡費用の内訳として多いものは

  • ワクチン代
  • 駆虫代
  • 検便
  • 白血病やエイズ検査
  • 去勢・避妊手術代
  • 飼育費用
  • お届けまでの交通費
  • 協力金

だいたいこのようなものに費用がかかります

スマイル

とは言っても例えば譲渡費用が5万円としてその内訳を詳細に教えてくれるわけではありませんし知ることもできませんのでご注意ください。譲渡費用は譲渡時に発生する寄付金のようなものだとお考えください

譲渡費用ってどれくらいかかる?多くは数万円程度

気になるところだと思いますが保護猫の譲渡費用は様々です

数千円か数万円かかるところがほとんど

保護団体によって違いますし、その猫の年齢によっても違ったりしています

また猫によってそれまでかかった医療費などはまちまちですのでそれによってもまた変わっていきます

例えば譲渡してもらう猫がまだ子猫の場合には去勢や避妊手術はまだですのでその費用は請求されないことが多いので成猫に比べると費用が低い場合もあります

譲渡費用は猫の性別や年齢、それまでかかった医療費など個々によって異なる

ちなみに我が家の場合は

ラピス(未去勢・未ワクチン)→1000円

マリン(未避妊・未ワクチン)→5000円

茶々丸(ワクチン接種済み・去勢ずみ・駆虫済み・検査済み)→25000円

シフォンと琥珀で50000円(シフォンは避妊済み・琥珀は未去勢)

結局、譲渡時に費用が安くてもその後、自分でワクチン接種や避妊手術や検査などを行う必要がありますので譲渡費用と同等の負担がかかります

もし保護猫をお迎えしたいということであれば実際に保護団体や保護活動している方に問い合わせて譲渡費用を事前に確認しておくことが大切です

譲渡費用が無料になってしまうと・・・

当たり前ですが譲渡費用が無料になってしまうと猫を保護してる方や団体が自腹を切って保護していかなければならない・・・そういった事態になります

そうなれば活動資金が尽きて猫を保護することができなくなる。結果として殺処分される猫や野良猫の増加などの問題が増えてくるということになります

猫を保護している方や団体の方はそれこそ殺処分される猫や不幸な猫が少しでも減るように自分のお金や時間を削って活動に取り組まれています

だからこそ譲渡費用はどうしても必要になるし無料にはできないのです

そしてその譲渡費用はまた次の命を助ける活動資金の一部にもなるのです

ですので譲渡費用が有料であることは大切な意味があるのです

まとめ

いかがでしたか?

譲渡費用について理解が深まったでしょうか?

譲渡費用と言っても様々であり一概にいくらです、と言えないのはわかっていただけたかと思います

また譲渡費用があるからこそ次の命を救う活動ができることも合わせてわかっていただけたら嬉しいです

最後まで読んでいただきありがとうございました    スマイル

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