この記事はそんな疑問を解決する記事になっています
なぜなら私は現在5匹の猫と暮らしており成猫からのものもいれば子猫から育てている子もいるのでどちらからのメリット・デメリットもわかっているからです
目次
結論:どちらからでも大丈夫です!(補足説明あり)
結論から言ってしまえば「どちらでも飼いたい方をどうぞ!」ということになってしまいます
なぜなら子猫だろうと成猫だろうと猫はやっぱりかわいいから♪
もちろんそうなんですがこれで終わってはこの記事の意味がないので少しお付き合いください
私がお迎えした最初の猫はもうすぐ4歳を迎えるであろう成猫のラピス、その後は生後2ヶ月の子猫だったマリン、そして生後8ヶ月になる猫の茶々丸、生後5ヶ月くらいのシフォンと琥珀をお迎えしてきました(画像参照)
その経験からどちらを飼うにしても大変なこともあれば楽しいこともあるよ、ということをお伝えしていきます
子猫を飼う場合
子猫はとってもかわいいですよね♪
子猫に限らず動物の赤ちゃんはみんな可愛くてみてるだけで癒されます♪
「赤ちゃん」というだけで成猫よりも子猫を選んでしまいたくなってしまうほど
私も子猫(生後2ヶ月くらい)から飼い始めた子(マリン)がいます
本当に小さくて可愛くてその一挙手一投足に歓喜していました
ただもちろんいいことばかりではありません
子猫の時というのは本当に手のかかる時期でもあります
子猫を飼うことに対するデメリット
子猫は体調を崩しやすい
人間の子どもと同じで猫も小さいうちは体調を崩しやすい時期です
うちのマリンも迎え入れてからすぐ体調を壊して夜中の3時に病院に駆け込んだこともあります
また消化器もまだ未発達のためお腹を壊しやすかったりと体調の変化には成猫以上に気を配る必要がありますので体調には目が離せません
体調を崩しやすいためあまり自宅を留守にするご家庭の場合は注意が必要です
子猫は思いもよらぬことをする・アクシデントの連続
これも人間の赤ちゃんと同じで子猫は目についたいろんなものを口に入れようとしてしまいます(異食)
子猫はトイレの紙砂やちょっとした紙屑・糸くずなど気になったものはどんどん口に入れようとしてしまいます。私も慌ててそれを取り除こうとしたりして気が気じゃなかった記憶があります
実際に糸屑などを食べてしまい、それが腸に絡まって大変なことになる、なんて事故も実際に起きているため注意が必要です
また小さいうちは当たり前ですが状況判断もできていないことも多く、自分が降りられないところに飛び乗ってみたりと危険行動とわからず行ってしまうのはまさに人間の子どもと同じです
そのように子猫はかわいいものの思わぬアクシデントに陥りやすいため注意が必要です
子猫は寂しがり屋
子猫が人間の赤ちゃんと違う点は、子猫といえどもある程度、一人でできてしまうことも多いということ
子猫であってもトイレもすぐに覚えますし、ご飯もすぐに食べられるようになります
でもやっぱり子猫は子猫なんです
子猫はとても寂しがり屋です
うちの場合は妻が家にいることが多かったため良かったのですがやはり夫婦で出かける時もあります
そんな時は子猫一人では可哀想だなと感じることが多々ありました
ドアを閉めるとドアを開けようとしたり寂しそうな声で鳴いたり・・・
実際に保護猫の子猫なんかでは日中留守になることが少ないご家庭に優先的に譲渡することもあります
ですので私の経験からも子猫を飼いたいと思っている方はなるべく日中留守が少ない方が向いているし猫にとってもその方が幸せなのかな・・・そんな風に思います
子猫の時期はあっという間に過ぎてしまう
人間の成長よりも動物の成長は急速です
生後2ヶ月ほどで譲渡していただいたマリンも数ヶ月であっという間に成猫のような大きさになってしまいました(それでもかわいいです♪)
子猫は小さくて確かにかわいいかもしれませんがその時間は本当に短いものです
大きくなってから一緒に過ごす時間の方がはるかに長いためそこまで子猫にこだわらなくてもいいのかな・・・そんな思いもないわけではありません
子猫を飼うメリット
やっぱり本当に小さい頃から見ていますのでその成長を間近で見れた、その感動・感謝に尽きます
もちろん成猫から迎え入れたラピスやかなり大きくなってからの茶々丸も同じくらい大好きですがマリンは女の子であり赤ちゃんから育てたその大変さもあってやっぱり今でも特段かわいいです
そうやって本当に小さい頃から育てるとまた愛情もひとしおかもしれません
ですがこれはあくまでも個人的な感想でありますし猫は小さかろうと大きかろうとかわいい、かけがえのない家族の一員に変わりはありません
子猫は体調面や不慮のアクシデントなど育てるのに大変なことが多くあります。しばらくは寝不足も覚悟しなければなりませんし家を留守にすることもなかなかできません。また子猫の時期はあっという間に過ぎます。ですが、やはり子猫は格別な可愛さもありますし大変だからこそ成長していく過程がとても楽しいという面もあります
成猫を飼う場合
成猫を飼う場合のデメリット
子猫の時期の思い出がない
当たり前ですが成猫から飼うということは子猫の時の思い出がありません。果たしてこれはデメリットと言えることではないかもしれませんが挙げさせていただきました
フードが固定化されやすい
これは個体差があるとは思いますが成猫の場合はフードの好き嫌いがはっきりしているように感じます
人間も成長すると食べ物の好き嫌いがはっきりしてきますのでそれと同じです
成長してから好き嫌いが出ないように子猫のうちからいろんな食べ物(ドライやウェットなど)を食べさしてあげることが必要のようです
ただそれでも成長とともに徐々に食べ物が固定化してくるように見受けられます
うちの場合だとラピスはドライしか食べない。おやつは決まった名柄のもので味も魚系よりは肉系のものを好んで食べます
マリンには偏食にならないように小さいうちから色々な種類のものを食べさせましたが成長した今はウェットはあまり好んで食べません
だからラピスとマリンはチュールは好んで食べてくれません
このように私の経験だと成猫は決まった食べ物の種類や味など、「食事の好き嫌い」がはっきりしているように感じます
固定化されると決まったものを与えるのでご飯の購入が簡単ではありますがウェットを食べないと水分不足になりやすいため注意も必要です
フードが固定化されるのはいい部分もあれば悪い部分もありそうです
成猫を飼う場合のメリット
成猫は性格がわかりやすいので飼いやすい
成猫から飼うメリットとして挙げられるのがある程度その猫ちゃんの「性格」がわかりやすいというのがあります
子猫の時にお迎するとその猫が今後どのような性格になって行くかはなかなか分かりません。実際に生後2ヶ月ぐらいでお迎えしたマリンは幼少期はおてんば、現在はツンデレになっていますし成猫でお迎えしたラピスは当初の神経質で臆病な性格は何一つ変わっていません
子猫の場合は成長とともに徐々に性格というのもあらわになっていきます
もちろん育った環境もあるとは思いますが怖がりや人懐こいなど成長するにつれて性格も顕著になっていきます
一方、成猫の場合はある程度性格が固定されてきているのでその後大きく変化することは少ないように感じます
性格がわかっているとまた猫との生活もおくりやすい一面があります
そういう性格がわかっていると新しい猫との相性や住み分け方、人がきた時の対応などがわかりやすいです
また甘えん坊の猫を迎えたい希望などがある場合は性格がわかりやすい成猫の方が希望に沿った猫と出会える可能性もあります
成猫は体調面での安定がある
成猫は子猫と違ってやはり体調面での不安は少ないです
これは人間と同じで成長とともに免疫もしっかりしてくるからでしょう
うちのラピスも病院にかかったことは皆無ですし他の猫も大きくなるにつれて体調を壊して病院に行くこともなくなりました
いついかなる時に病気になるかはわからないものの成猫の方が体がしっかりしているし免疫がしっかりしているということはあるようです
まとめ
いかがでしたか?
子猫も成猫を飼うにも人間から見ると良い面と悪い面があるように思われます
でも結局、どちらもかけがえのない家族の一員になるわけですので猫ちゃんとの出会いに任せればいいと私は思います。子猫の時お迎えしても猫の成長は早くあっという間に成猫になってしまいます
小さかろうと大きかろうと猫ちゃんはいろんな表情を見せてくれるに違いありません
ただ私の経験上あえていうならば子猫をお考えの方はやはり日中誰かいる環境の元で飼ってあげたほうが猫ちゃんにとって幸せなのかな・・・と個人的に思います
私のこれまでの経験が皆さんのお役に立てれば幸いです
最後までお読みいただきありがとうございました
猫を飼おうと思っているけど子猫か成猫かで悩んでいる方