こんにちは
今日は久しぶりのエゴの話です
エゴはスピリチュアルでもよく扱われる題材ですね
そんなエゴのある性質についてお伝えしていきたいと思います
私たちは生きてるとついつい無条件に、反射的に、物事を良い・悪い、損・得なんてふうに判断してしまっていませんか?
これは良いこと。これは悪いこと
これは良い思考。これは悪い思考
これは良い感情。これは悪い感情
この良いとか悪いって決めているのは「私」というよりも私にくっついている「エゴ」の仕業です
本当の私はエゴのことではありません。私=エゴのことだと思っていると本当の自分の心とは違う物差しで物事を判断し行動するのでストレスが溜まっていきます
これまでの記憶や体験から瞬時にそれを判断するエゴはまるでスーパーコンピューターのようです
私たちはこのエゴというコンピューターが導き出した判断を無条件に信用してしまっています
「これはいいことだからやっておこう」「これは損だからやめておこう」
ですが本当にそれでいいのでしょうか?
この私たちについているコンピューターは常に正しい判断を行っているのでしょうか?
例えば良いと思ってしたことが後に悪いことに変化した・・・そのようなことは生きていれば誰しもが経験します
電車に乗り遅れて最悪だ!と思ってバスで移動したら実はその電車は事故の影響を受けたり・・・
この人は最高の人だ!と思って結婚したらその後豹変してしまったり(笑)
そうやって瞬間瞬間に良い・悪いを判断し、その時はその判断に盲目的に従っても物事は常に変化し続けるので「常に良い」もなければ「常に悪い」もないのです
出来事などもそうですが目には見えない感情に対してさえも私たちは良い・悪いという判断をしていますよね
嬉しいとか楽しい感情はwelcomeだけど悲しいとか苦しいはNO!を突きつけています
ですがその苦しいことや悲しい経験が後の人生に多大な良いとされる影響を及ぼすこともありますよね(失敗からしか人は学べないとも言いますし)
このようにエゴは瞬間的にいろんなことに対して良い・悪いとかいった二元的な価値観で物事を見る癖がついています
私たちはそのエゴの判断を盲目的に信じて行動してしまうことがほとんです
ここで話を変えます
私たちは「今」にしか生きることができない・・・そんな事実に気づいているでしょうか?
私たちは過去や未来に生きることはできないのです
過去や未来のことを考えているのも「今」なのです
エゴも同じく「今」に生きることができません
エゴは瞬間的な判断で「これをやっておいた方がいいだろう」(未来のこと)「以前にこれは失敗したからやめた方がいいだろう」(過去のこと)「こうしておけば将来得するかも」(未来のこと)「これは間違っている」(過去の記憶から判断しているので過去のこと)
といった風に全て未来や過去のことばかり考えて判断しているのです
先ほども言いましたがエゴは「今」にいることができません
なのに私たちはエゴの過去や未来といった「今」にない判断を元に行動を決めてしまっているのです
それがいかに怖いことかわかっていただけるでしょうか?
何か自分の頭に思考が浮かんだとき、エゴがひょっこり顔を出してあなたに二元的な考えを強要しています(これは間違ってるぞ〜、これは将来得するからやっておいた方がいいぞ〜)
そこに気づきましょう
おっ、エゴがまたなんか言ってるな・・・とエゴを軽くあしらってみてください
それでもことあるごとにエゴはあなたに茶々を入れてきますが気にせず気づき続けてください
じゃあ今までエゴの判断に従って行動していたのに今度は何を指針に行動していけばいいの?そんな風に思われるかもしれません
大丈夫です!安心してください!
余計な思考(エゴ)がなくなれば残るのは純粋な意図だけになります
トイレに行きたければ行くように、何かしたければするでしょう、したくなければしないでしょう
その判断が明確になっていきます
これまではエゴの雑音が混ざり合っていたのでどうしていいかわからなかっただけです(どちらかといえばエゴの判断が優勢だったでしょう)
でもエゴが勝手に判断していることがわかればあとは自分の心の赴くままに進んでいくことが多くなっていきますよ
なぜならそれが自然な姿だからです
だからその辺は気にしないでエゴってやつは瞬間的に良し悪しや損得を判断するんだなあ・・・そんな風に気づいてあげてくださいね
エゴは悪者だからと思って「とにかくエゴの言うことなんて聞かない!」なんて力む必要はないしそれでは逆効果なんでリラックスしてエゴ思考に気づくようにするのがポイントです
そうやっていけばこれまで当たり前のように思っていた二元的な価値観から徐々に離れていきいつも間にか自分の思うように、ストレスが少なく現実が進んでいくことがわかってくると思います
今日はエゴに気づいて二元的な価値観から自由になろう!という話を伝えさせていただきました
最後まで読んでくださりありがとうございます