人との比較で苦しんでいる方へ 比較しないで生きるためには自分の思考の癖に気づいて!

今回は「比較」についてお話しタイト思います

以前「比較」について書いたものもあるのですが今日は少しだけ話も被ってしまいますが聞いてもらえたら嬉しいです

以前の記事はこちらです

こちらは比較という思考そのものが嘘、妄想だから無視しちゃえばいいよ、ということをお伝えしています

今でもこれが全てだと思っています

ですが今日は少し比較のもたらす弊害についても話たいと思います。比較というのは自分と他人を比べるということが多いと思いますが、そのほとんどは自分よりう「上」と思っている人と比べることが多いですよね?

「あの人は私よりお金を持っている」「あの人は私よりいい車に乗っている」「あの人は私よりかっこいい」「あの人は私より高学歴だ」というふうに・・・

当たり前ですがこれは根本に自己否定・自己肯定感の低さがあります

人と比較するのは自己否定・自己肯定感の低さから!

そんなことを続ければ劣等感から苦しくなるのは当然です。だから「人と比べるな!」と呼ばれるわけです

面白いですよね、自分より下と比べることはほとんどないのですから。これはおそらく幼少期より人と比べることを強いられ、学校に入っては成績などで比べられ、成績優秀者は張り出されるという常に自分より「上」と思われる人とばかり比べられてきてしまった、ある種の洗脳のようなものだと思います

人と比べるのはいつも自分より「上」と思われる人ばかり

これが「あなたよりできない人はもっといる」という風に自分より「下」と比べられていればそれほど自己否定が作られたり自己肯定感は低くなりにくでしょう

もし自分が比較で悩んでいるときに自分より「上」とばかり比べていないか、確かめてください。きっとそういう思考になっているはずです

例えば「自分はお金持ってない」「いい車を持っていない」「彼女がいない」などで苦しんでいる時にはきっとそこには「お金を持っている人」「いい車に乗っている人」「彼女がいる人」を思い浮かべています

ですが「自分よりお金を持っていない人」「自分より古い車に乗っている人」「彼女がいない人」なんてのはこの日本でもたくさんいるはずですし世界を見渡せば衣食住がない方ですら山ほどいることでしょう

そういう方々に思いをはせた時、いかに自分が驕り高ぶった考えを持っていたかに気付かされます

自分はもっとできる!こんなはずじゃない!そういった執着も「上」と比べる要因になります

ですがそれは自分より下の人もいるから我慢しなさい、そう言っているわけではないんです(ここは勘違いしないでください)

大切なのは自分より恵まれていない方達を思い出すことでいかに自分の視点が偏っていたかを知ること

ニュートラルな視点を取り戻すこと

自分より下ばかりをみる、こういった偏った視点は優越感を生む可能性があるでしょう。そしてそれは決して良い感情ではないですよね

そしてできたらここまでの考え方にとどまらず、もう一歩違う視点からも考えてみませんか?

それは比較する時というのは自分が執着している部分しか見ていないということです

例えば「お金持ちが羨ましい」と思ったとします。これは羨ましいと思った人の「お金」の部分だけの視点ですよね!?他の視点、たとえばお金を持っていても一人ぼっちだったり、不遇な家庭環境の中育ってきたり、病気を持っていたりといった視点は欠如しています

その人の「お金」というステータスだけに焦点を合わせて比較しているのです

比較したときはその人の一部分しか見えていない!

これがどんなに無意味なことかがわかります。人にはいろんなステータス見たいなものがあるのにその人のある一部分のみ注目して比較して苦しんでいる・・・

そして他の人に対しては「彼氏・彼女」だったり、「仕事」のみを比較している

つまり自分はお金を持ってて、彼女がいて、仕事も良いものに就いている完璧な人間を目指して執着しているようなものです(これも自己否定・自己肯定感の低さからと思います)

そりゃ苦しくなるに決まってます!自分にはMAXのステータスが欲しいと思っているのですから・・・

そのMAXを望むなというわけではないんです

まずはお金に対して羨ましいと思ってもあなたはその人のある一部しか見えていないということを知る。そして自分はその比較しているものに対してそれだけ執着しているんだ、ということを知って欲しいのです

その執着しているものに気づいたらやることはその執着を手放すことです

比較する思考に気づいて手放してください(これは前回の比較の記事で述べています)

前回の記事で書いたように俯瞰して物事を見ることができるようになるとさらに良しです

これまでの考え方はニュートラルな見方と言っても自分より「上」や「下」がいるという相対的な物事の考え方です。どちらもいるんだというのは結局、「比較」の関係性からは一歩も外に出ていません

そこからさらに俯瞰して見てみる

自分という人間も周りの人間も同じジオラマの中で生きている人間なんだと俯瞰して物事を見るようになった時に比較という思考は力を持たなくなるでしょう

前回の記事はいきなり飛びすぎてしまったと思ったので今回の記事を書きました。少しづつ自分の思考習慣を修正していくほうがわかりやすいかなと思った次第です

比較は苦しみ以外は何も生みません・・・

参考になったかわかりませんが自分がついつい誰かと比較する思考に気づいてください。それだけで比較の思考は力を失います

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