「死んだつもりで生きてみる」ってどういうこと?あらゆるものを放棄する

今日のタイトルはふと昨日から今朝の通勤にかけて頭をよぎったので書いてみようと思いました

私のプロフィールを読んだ方なら知っているかもしれませんが私は以前は強迫性障害やうつ病を10年以上患っていました

その中でスピリチュアルや悟り、引き寄せ、潜在意識などの知識に触れ、最終的には病院や薬の力も借りずに自力で治しました

それらおかげで人生もずいぶん楽になったと感じている反面、悟りたい願望を叶えたいなどの声がいまだに聞こえてくるのも事実です(まあずいぶんとなくなってきましたが)

ただ・・・

いま感じているのは「死んだつもりで生きてみる」ことの大切さです

この言葉を聞いてあなたはどのように感じますか?

「死んだつもりになれば何も怖くない」

「死んだつもりで頑張れ!」

そんな風に感じますか?

私が言いたいこととはそれらと少しばかりニュアンスが違うかもしれません

私も死んだことがないので死んだつもりはあくまでも仮定での話にはなりますが(笑)

死んだつもりというのはあくまでも自分だと思っているエゴ(思考やそれに付随する感情)の死だと思います

人は悩み苦しむ生きものです

動物の中でこれだけ悩み苦しむのは人間以外いないと思います

そしてその悩みを生み出すのが人間の思考であり感情だと思います

死んだつもりになるということは思考も感情も気にしないということになります

なぜできないんだ・・・

なぜ私ばかり・・・

悟るにはどうすればいいんだ・・・

引き寄せるにはどうすれば・・・

なんで願望が叶わないんだ・・・

これ全部、思考であり感情です

死んだつもりになればこれらは全部無意味なものになりますよね!?

私は精神的な病を克服してからはより引き寄せの法則やスピリチュアル、悟り、などの知識に敏感になっていきました

どうやったら引き寄せられるのか、悟れるのか?そんなことばかり考えてネットを徘徊したり本を読んだり動画をみたりばかりしていました

やっと病を克服したのに今度はそっちの方で悩み出したんです

なんか悟ったらもっとお金持ちになったり悩みが完全になくなるかも

引き寄せの法則をマスターしたらもっと豊になるかも

そんなことを思って必死にとり組んでいたのです

それは新たな苦しみの始まりでした

私が勝手に参考にさせて頂いてる方がいるのですが、ある時「死んだつもりになって生きてみれば」みたいなことをブログに書いていたんです

その時はなるほどと思っていたのですが私は意味を履き違えていました

人生をよくするため、願望を叶えるため、〜のために「死んだつもり」になってもダメなんです

死んだつもりというのは文字通りそのままなんです

死んだつもりの人はそもそも「人生を良くしよう」「願望を叶えよう」とか思わないんです

そういった思考や感情の放棄こそが死んだつもりになってみるということなんだとわかったのです

例えば「仕事めんどくさい」「掃除めんどくさい」とかそういった思考でも感情でもそうなんです

死んだつもりになればそんな思考や感情はいらないんです

そういった思考や感情がなくなれば(なくなるというか相手にしなくなれば)そこに残るのはただの行為のみです

それが良くスピリチュアルで言われる「今に在る」という感覚ではないでしょうか

さて思考や感情を放棄すると味気ない人生に変わってしまうのでしょうか?

残念ながらまだ私は完全な放棄に至っていませんがそんなことはないと確信しています

むしろ生き生きと躍動しはじめるのかな、と思っています

まあ死んだつもりですからそれすらも気にしないのですが(笑)

死んだつもりになるということはあらゆる思考や感情の放棄です

そこには欲も願いも罪悪感なども楽しさなども含まれます

そうやってあらゆる思考や感情などを放棄しても残っている「意識」こそが本当の私なんでしょう

この放棄がなかなかできないですよね(笑)

この文章を読んでくれているあなたがおいくつかわかりませんが私も少なくとも40年以上はこの体で生きてきて、そういう習慣を身につけてしまっていますから

それにスピリチュアルや悟り、引き寄せなどの願望実現法に興味がある方は何かを良くしたいという想いから入っていくことがほとんどでしょう

その何かを良くしたいという前提をそもそも放棄なんです

スイリチュアルも悟りも、引き寄せも何もかもの放棄

人間にそんな力はないということを知るということです

それが私が思う死んだつもりです

死んだつもりになれば現実も他人も環境も、そして自分もコントロールすることはありません

あらゆるコントロールを手放した時に残るのが「本当の自分」です

そして私もまだ体験してはいませんがよくスピリチュアルで言われる「すべてが愛」「すべてが完璧だった」ということがわかるのでしょう

ただ死んだつもりが我慢になってはダメです

何か嫌なことがあったりして苦しいのに「死んだつもりだから気にしちゃだめだ」とか思わなくていいんですよ

死んだつもりなら気にしちゃダメとか思わないですから

死んだつもりでも思考や感情は湧いてきますから

ただそれを捕まえなければいいだけです

今日のお話はすごくわかりにくかったと思いますのでまた自分の中でまとまってきたら更新しようと思います

最後まで読んでいただきありがとうございました

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