こんにちは♪
今日はタイトルにあるように「考えすぎて疲れてしまう・考えすぎをやめたい」方に向けて考えすぎをやめる方法を記事にしていこうと思います
私も以前は考えすぎていつも疲弊していました
過去のしてしまったことや将来のことばかり考えたり、何かしようと思ってもできない理由を探してみたり
人間関係においても考えすぎてばかりいたので疲れていました
おそらくこのタイトルに目が止まったあなたも以前の私と同じなのだと思います
私は考えすぎる性格が災いしてうつ病や強迫性障害で10年以上も悩まされていましたのであなたの抱える「考えすぎてしまう」悩みも少しはわかるつもりです
私も今の考えすぎから離れるまでに時間はかかりましたがポイントを掴めば私よりはるかに早くその悩みから解放されるかもしれません!
今日はそんなあなたに向けて「どうすれば考えすぎるのをやめられるのか」そのポイントと方法についてお話していきたいと思います
目次
思考はコントロール不能
思考はコントロールできないことをまずは知ってください
そしてポイントは考えることを「やめる」のではなく「離れること」
よく考えすぎるのをやめようとする方がいますがはっきり言ってそんなことはできません!
例えば私が「犬のことを考えないでください」と言ってもきっとすぐにあなたの脳裏には犬が浮かんでくるはずです
また「30秒間何も考えないでください」と言っても絶対に!考えが浮かんでくるはずです
要はコントロールできないんです、思考ってやつは
だからどんなにやめようやめようと思ったって無理な話なんです
だから「やめる」のではなく「離れる」ことが大切なんです
考えすぎるのをやめようとしても無理。そもそも思考はコントロールできないことを知る
まず自分の思考はコントロールできないものなんだということを心に留めておいてください
そしてその次のポイントはあなたは自分が考えているかのように思っているかもしれませんがその考えはあなたが考えたものではないんです
思考はあなたのものではない
「思考はあなたのものじゃないんですよ」ということを知ってください
私たちは生まれてからこれまでいろんなことを考え選択してきたかのように思えます
まるで自分で人生を選んで、そして構築してきたかのようにどこかで思っているはずです
でも違うんですよ
それはエゴによってそう思わされただけなんです
エゴによるまやかしです
少し説明します
まずあなたはどうして日本に生まれたんでしょう
どうしてその両親だったのでしょう
どうして今の学校、仕事を選んだんでしょう
これらの質問に明確な答えがあるでしょうか?
どんなに理由をつけても「なんで?」が消えないと思います
両親が日本に住んでいたから→「なんで?」
両親は職場で一緒だったから→「なんで?」
今の学校(職場)に入りたかったから→「なんで?」
理由を探しても絶対に見つからないはずです
自分で生まれてきたのも生まれた国も何もかもコントロールできないのになぜか私たちは「自分で人生をコントロールしてきた」「人生をコントロールしたい」と思ってしまいます
それがもう間違っているんです
あなたにコントロールできるものなんて何一つないんです
ここまで言っても納得できないと思います
例えば先ほどの例
「私は人と接するのが好きだからこの仕事を自分で考え自分で選んだ」とあなたが言ったとします
ではそもそもなぜ人と接するのが好きだったのですか?
それはなんかわからないけど人と接するのが好きだからじゃないんですか?
だからその仕事を選択したんじゃないですか?
だとしたらそもそもなんかわからんけど人と接するのが好きというキャラに生まれ、その仕事を選択したのではなく選択させられたのではないのですか?
原因はわかないけどあなたはそういうキャラとして生まれそういう人生を選ばされてきたんです
確か西遊記に孫悟空が筋斗雲で飛び回っていたけど結局お釈迦さまの手の平から決して出ることができない、なんて話をご存知ですか?
結局、自分でやっていたと思っていたけどそれは源泉(あまり神という言葉は使いたくないので)のなせるわざだったのではないでしょうか
それなのに自分がやっている、自分が考えている、というのはおかしな話です
でもそう感じてしまう・・・まるで「私が」何もかも考え選択してきたかのように・・・
そうです!これがエゴの仕業なんです!
あなたが小さかったころを思い出してください
あなたは考えすぎることもなく世界と一体となり「私が〜をしている」なんて考えたこともなかったはずです
ですが成長過程で自我(エゴ)が形成され「私」が誕生します
そいて段々と「エゴ」が肥大化し「私=エゴ」となり世界と分離していくのです
あなたは思考を自分のもののように考えていますがあなたのものじゃないんです
だって勝手に浮かんでは消えるを繰り返してるじゃないですか!?
勝手に起きているものをなんで自分がしているなんて言えるのですか!?
心臓は確かに動いて血液を全身に送っていますがこれは勝手に心臓がやってくれているのであってあなたがやっているわけではないですよね?
これと同じことです
あなたの脳の中を空だとすれば思考は勝手に浮かんでは消える雲なんです
雲を捕まえようとしても無理な話です
雲はあなたがのんびりと空を見ていればどこかへいってしまいます
新しい雲が来ても見てればまたどっかいっちゃいますよ
少しまとめます
- 思考はコントロールできない
- 思考はあなたのものではない
これが私の言いたいことすべてです
これが心から腑に落ちた時、あなたは考えすぎることはないでしょうし、そもそも考え自体が減っていることがわかると思います
「そんなの難しいよ」という声が聞こえてきます
すごくわかります
私も考えるすぎて病気になってしまいましたから
それほど人間は考えることに慣れすぎてしまっているのです
「人間は考える葦である」なんて言葉もありますし小さい頃から親や先生に「もっとよく考えなきゃダメだぞ」なんて言われ続けてきたのですから考えちゃうのも当たり前って言えば当たり前なんです
考え抜いた答えが正解なんでしょうか?考え抜いて出した答えがも成功か失敗かわかりませんよね!?結局考えることに対した意味はないんです
そんなこというと「他人のことを考えなきゃいけないんじゃ?」「考えなきゃ自分勝手になっちゃうんじゃ?」そんな疑問が湧いてくるかもしれません
確かにそういう可能性はありますが、そういう疑問が湧いてくる時点でおそらくあなたは自己中心的ではないし、わがままではないんだと思います
あなたは周りのことや自分勝手になれないから考えすぎて苦しんじゃうんじゃないのかな・・・ってそんな気がします
でも
思考が自分のものじゃないことがわかってくるとそういう方はより一層他人のために適切なことができるようになりますしバランスの取れた生き方ができるようになります
例えば考えすぎちゃう方は
「こんなこと言ったらどう思われるかな・・・」「こんなことしたらいけないかな・・・」とか考えて結局行動に制限をかけてしまいます
そしてあとで後悔したりするパターンって多くないですか?
でも思考が自分のものじゃないことがわかってくると
自分が言いたいことやしたいことがオートマチックにというか自然にできるようになります
思考が自分のものではないことがわかることで自然に表現できるようになってくる
今までは
何かの衝動が起きる(〜したい)→考える→やめる(もしくはする)→また考える
だったのが
何かの衝動が起きる→する(もしくはしない)
というシンプルな構図になります
だから考えることから離れても問題ないのです
さてこれまでは思考はコントロールできない、思考はあなたのものではないということをお伝えしてきましたが次は「どうやって?」ということをお話したいと思います
本当は方法論なんかいらないんですがまずは考えすぎを止めるために有効なものをあげたいと思います
次にお話するのはあくまでも思考を一時的に止めるものです。思考は自分のものではないことに気づけば本当は止める必要すらないのです(後述します)
考えすぎなくなる方法
思考に気づく
どうやって考えすぎる思考を止めるのか?思考から離れるのか?
1番いいと思うのは「思考に気づく」ということです
何か考えが浮かんだときに「ああこんな思考が浮かんできたな」と思考に気づいてあげるのがいいです
なんで思考に気づくのがいいのか?
それは思考を客観視できるからです
これまでは思考を自分のものだと思って思考と一体化していましたが思考は自分ものじゃないんだということがわかりそれに気づくことができれば思考と距離をおくことができるようになります
思考と距離を置くとは部屋の中から降っている雨を眺めるのと同じです
どんなに外は激しい雨が降っていても部屋の中から見る分にはなんの問題もありません
「今日は雨すごいね」でおしまいです
思考に気づき続けるとこれまで部屋の外にいて雨に打たれていたけど徐々に部屋の中にいる時間が増えていきます
そして最後にはずっと部屋の中にいることを知るでしょう
部屋の中にいるあなたは衝動が起きたらそれを淡々とやるだけになります
そこには思考が入る余地はありません
本当にそんなことできるかな?と思いましたか?
できます!
私もこれまで考えすぎて心の病気になり本当に苦しい時間を過ごしました
でもこれまでの考えるという習慣から最後には脱却できたのです
もちろん私のように考えすぎるという習慣をこれまで続けてきた方にとっては時間はかかるかもしれません
でももしかしたら最初の「思考は自分ものじゃない」というところで一気に腑に落ちて思考から離れることができる方もいるかもしれません
どちらにしても必ず「考えすぎ」はやめれます
もう一つの方法もあるがおすすめはしません
いきなりここに到達するのは難しいと思うのならば少しずつでも気分のいい方へ思考を調節するという方法もないわけじゃありません
考えすぎてしまい疲れる前に少しでも気分が良くなる考え方にシフトしていくというものです
以前の私ならこの方法もおすすめしていたのですが今は正直すすめません
なぜおすすめしないのか?
例えば仕事でちょっとしたミスをした時や人間関係などで考えすぎてしまった時に
「こういった考え方もできるな」とか「失敗から学ぶことができる」「相手は私が思っているほどなんとも思ってないかも」と少し自分を励ます、フォローするような考え方をして気分を和らげることはできます
確かにこの方法でも自分を冷静に保てる点では悪くないしいつもの考えすぎのループを止めることができる方法だと思います
ですがこれは結局思考を思考でコントロールしようとすることにつながりますし、自分の感情などを押し殺して余計に苦しくなってしまう場合もあります
あまり考えすぎない性格の人がやる分にはいいかもですが考えすぎの人がやるとますます苦しくなる場合が多いかと思います(私も試しましたが全然楽にならなかったです)
確かに物事には2面性があり表(プラスの面とします)と裏(マイナスの面とします)が必ずあります
考えすぎの方はマイナスの面ばかり考えて、マイナスにマイナスを上乗せしてしまうので苦しくなるので少しは表にも目を向けましょうというのがこの方法です
マイナスの方ばかり向いてた焦点をプラスに「ずらす」やり方です
考えすぎの方は論理的に物事を考えるのが好きなのでこちらの方が「これならできるかも!」と思ってしまうでしょう
ただ私的にはやっぱり最初の思考に気づく方法を試しつついきなりそこが難しいのであれば同時並行でやるのがいいかなと思います
最終的には何もすることがない
「〜する方法」というキャッチフレーズは考えすぎてしまう人は好きだと思います
原因と結果がわかりやすいからです
これをやればこうなるという風に物事を筋道を立てて考えやすいから好みます
でもそれもまたエゴによる策略なのです
私が思考に気づくといいですよ♪と言ったのは嘘ではありません
気づいた時点で思考は確かに止まるはずです
でももう一度言います
あくまでも大切なのは「思考は自分のものじゃない」ということ
思考は自分のものじゃないんだからわざわざ気づく必要すらないんですよ!(本当は)
だって先ほどの「ああこんな思考が浮かんできたな」っていう考えだって自分のものじゃないからです(ややこしいですね)
気づかれる思考も気づいた思考も自分のものじゃないんです
だから本当は何もせずしたいことをするだけという結論に行き着きます
あなたが何かの衝動
例えばトイレ行きたいと思ったら何も考えずトイレにいきます
そこに「考えすぎ」はありません
ハンバーグ食べたかったら食べればいいんです!
そこでカロリーがとか、金額がとか、余計な思考が入ってくるからややこしいことになるんです
考えに力がないと心底わかった時にはあなたは本当に自然体になりしたいことを淡々とやることになるでしょう
ぜひそうなるといいですよね♪
私もまだまだ発展途上です
でもあなたもきっと考えすぎることから離れることができます
思考は自分のものではない・・・それに気づいてください
例えばアクセルを思い切り踏んでる(マイナス思考)のにこれじゃいかんと急ブレーキ(プラス思考)を踏んでいるようなものです
思考はコントロールできない。思考は自分のものではないということが腑に落ちた時に思考のループから離れることができる
思考から一時的にでも離れるためには「思考に気づき続ける」と良い