こんにちは♪
スマイルといいます
もしこの記事に目が止まったということはあなたは自分を否定して苦しんでいるということでしょうか?
「自分で自分を否定する」
これはとても苦しい行為です
私にも経験があるからよくわかります
私も31歳から強迫性障害とうつ病になり長い間苦しい時間を過ごしてきました
その間は私もこれを読んでいるあなたと同様に自己否定を繰り返してきました・・・
「私なんかいない方が・・・」そう思ったのも一度や二度じゃありません
だから自己否定の苦しさは十分わかっているつもりです(どんなにわかっていてもあなたと同じ感情になることはできないので・・・「つもり」という言葉をあえて使います)
今では自己否定をやめることはできましたが(結論から言えばその頭の中の声に大した意味はないことにきづいたので)
今日は自己否定で苦しい・自己否定をやめたい方に向けてどうすればその闇から出ることができるのかをお伝えしていきたいと思います
目次
自己否定をやめるための一つの答え
- そもそも否定すべき自己など存在しないことに気づくことで自己否定は終わる
- 自己否定をやめようというよりもともとそんなものいないのでやめれないし辞める必要もない
- 自己肯定を自己否定の代わりにするのも悪くはないが自己肯定は結局守るべき自己が残ったままになるので最終的にはおすすめしない(最初のうちはそれでもいいけど)
私がその答えに至った理由・根拠
私も自己否定が強かった時にいろんな本を読んで「自己肯定感が大切」みたいなことを学びました
自信や自己肯定感を高めるメソッドみたいなものにも取り組んだことがあります
あなたもそのような経験がありませんか?
小さなことでも自分を褒めてあげたり、自分に「頑張ってるね」なんて声かけしたりして・・・
ただ私もそんなメソッドをやっても全然と言っていいほど上手くいかなかったのです
「鏡に向かってよく頑張ってるね!」なんて私がやっていた時は流石に自分でも少し恥ずかしかったです(笑)
もちろんやり方が悪かった、やり続けなかったということもあるかも知れません
それにこの方法自体を真っ向から否定しているわけでもないので最後まで聞いていただければ幸いです
本当に「自己」なんているの?いると思っているだけじゃないの?
私が今感じているのは
果たしてそうやって否定している肯定している「自分」とは本当は誰なんだろう・・・
誰の声が否定していたり肯定していたりするんだろう・・・ということなんです
例えばあなたは自分の心臓を感じることができますか?
ドクンドクンといっている心臓を感じることができますよね?
またあなたの考え(思考)を感じるもしくは気づくことができますか?
「あっ、今こんなこと考えていたな」「考えが浮かんできたな」と気づくことができますね?
感情にしてもあなたは「今、楽しい」「今、苦しい」と感情に気づくことができます
・・・ということは
それらはあなたそのものではないということなんです
私が言っていることがわかってもらえますか?
確かにそれらはあなたの一部ではあるかも知れませんが「あなたそのもの」ではない、つまり「自己」なんてものはいるようでいないものなんです
自己・自分なんて幻想です
でもあなたは頭の中の声や感情をあなたそのものだと思っている
考えや感情をあなたが発生させていると思っています
だからいつまで経っても自己否定の声はやまないし苦しいのです
自己を否定しようにもそもそも「確固たる自己」なんてどこにもいないんです
そしていない自分に対して否定している声だって自分のものじゃないんですから幻に幻を重ねているだけなんです
そこに気づければ自己否定はおしまいです
例え自己否定の声が頭の中で聞こえてきてもそれは(本当の)あなたの声じゃないんです
だから気にしなくて大丈夫です
そしてもうお分かりかもしれませんが肯定すべき自分だって幻なんです
でもいいんです
肯定すると自分が‘楽しい・嬉しいならそれでもOKです
でも確固たる自分がそもそもいなければ肯定することも大して意味がないんだな、どっちでもいいんだな・・・とわかっているかどうかが大切なんです
そうしないと自己否定がダメだからとにかく肯定すればいいんだと思って苦しい気持ちに蓋をして無理やりに楽しい気持ちにしようと勘違いしてしまうのです(これは一番やってはいけないやつです)
わかる必要はありません
そしてこれもまたおかしな言葉に聞こえるかもしれませんが
今、私が言ったことをわかろうとしないでください
理解しようと頑張らないでください
頑張ろうとする行為がまた新たな苦しみを生み出します
「スマイル(私のこと)がこう言ってたからこうしなきゃ」じゃ私の人生をあなたが指針にすることになってしまいます
私はあくまでもきっかけの一つです
「なるほどな」くらいの軽い気持ちでよんでください
そして私が言った「確固たる自分なんていないよ」という言葉を体感してみてください
体感はあなたそのものの経験です
それにより今度はあなた自身が「ああ自分なんていなかったんだ」と理解できるようになります
それまで勝手に任せておきましょう
私みたいに「理解すれば心が軽くなるから頑張らなきゃ」なんて力むのは逆効果です(笑)
まとめます
自己否定はやめる必要ありません
そもそも「自己」なんていません。そう思わせているのは「エゴ」の仕業です
だから否定したって本当の自分はなんの影響もありません(肯定も同じ)
だから結局どっちでもいいという結論になります
あなたの頭の中で聞こえる自分を攻撃してしまう声やそれについてくる苦しい感情もあなたそのものではなくあなたの周りにある雑音みたいなものです
だから気にしなくていいんです
自己肯定はそれが楽しいならやってもいいと思います
でもそれが自己否定を覆い隠すメソッドにならないようには気をつけてください
それは怪我をしても「大丈夫、痛くない」「痛くない俺はすごい」なんて訳のわからないことやってるのと一緒です(笑)
痛いんだから病院行きましょう!で終わりなんです
「この思考や感情は本当の自分のものではない」ということはとてもわかりづらいものに聞こえてくると思います
もしよかったらこちらの記事も読んでいただけると少し理解が深まるかもしれません
人と比較し苦しむのも結局は「確固たる自分」というものがいると勘違いしているから起きるものですので自己否定と構造は一緒です(人間の苦しみのほとんどはそれが原因)
今日は少しややこしい話になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました♪