こんにちは。もしかしたらこの記事を読んでくださろうしている方はやりたいことがあるけど失敗するのが怖くて前に進めない…。もしくは実際に失敗してしまって落ち込んでいる、人生が大きく変わってしまったと思っている方かもしれません
私は両方経験してきましたのでどちらの気持ちもよくわかります
今回の記事では失敗を恐れることによるデメリットや失敗を恐れず前に進むためにはどうすれば良いのか、何が必要なのか?をお伝えしていきたいと思います
目次
失敗を恐れると挑戦することができなくなる
「失敗」という言葉は「失う」と「敗ける」という2つの言葉からなる非常にマイナスな印象を受ける言葉です。私自身も45年間生きてきて大なり小なり数えきれないほどの失敗をしてきました
最初は失敗とは思っていなかったものの後になって失敗とわかるものも含めれば人生の大半を失敗にフォーカスしてきてしまった人生とも言えます
ただ、今いろんなことを学ぶと「失敗は成功のもと」そうのように昔から言われてきた言葉の意味がわかるような気がしています
もしかしたらこれを読んでくれている方の中にはすでにそれ(失敗は成功のもと)がわかっていて失敗することを恐れない方もいらっしゃるかもしれません
私はというといつからか失敗するのがすごく怖いと感じる人間になっていました
いやもしかしたら当時は日本全体がそのような時代にはなっていた(いる)のかもしれません
「失敗しないように生きる人生」それがいつの間にか素晴らしいと感じる、もしくはそれが良いことのように感じていた気がします
一つも失敗のない人生というのはない(考え方によってはありうる)のですが、あえて失敗しないようにするために人は挑戦をしなくなります
かつての私がそうでした
自分が安心できる領域(コンフォートゾーン)から出ることを恐れるようになり、そこに留まるように自然となっていきます
この「自然と」が案外恐ろしいことで自分でも気づかぬうちに失敗しないように今の生活に留まろうとしていきます
人間は本来、コンフォートゾーンに留まろうとする性質だそうです。言うなれば安定を求めるということ。良い悪いではないけどともすると小さな枠組みの中から出れなくなってしまう可能性もあります
そのような習慣はいつからか「ああなったらどうしよう…」「もしダメだったら…」と行動にブレーキをかけ、「やっぱりやめておこう」という思考を強めていきます
また失敗しても「また次だ!」という前向きな思考が形成されないこと、加えて失敗の数が少ないことで失敗に慣れないために、たった一度の失敗がずっと人生に重く長くのしかかり人生の歯車を狂わせることも少なくありません
もしかしたらこれを読んでくださっている方の中にも私と同じように失敗を恐れるあまり自分の領域を狭くしてしまったり、夢や目標を諦めたりしてしまっている方がいるかもしれません
また私と同じように失敗により人生が大きく変わった(悪い方へ)と失望してしまっているからかもしれません
しかし失敗は成功のもとと言われるように失敗することで人として成長できるものだと45年生きてきて初めてわかりました。今回は私の体験をもとにそのような方々へ「失敗」について認識を変えて欲しいと思い記事にしました
失敗を恐れ動けなくなった私
例えば私の場合は最近では「お金」にまつわるものがあります
チャレンジや自分のコンフォートゾーンから出るためにはお金がかかることがあります
私はずっとアパート住まいだったのですが土地探し家探しも何年かの周期で行っていた時期がありました
しかし私は家なんか建てたらお金がなくなる…、別に今のところで困ることないし…、家なんか建ててやっていけなくなったら…、なんて考えることが多く結局家を買うことができないまま何年間も過ごしてしまいました…
これにはもちろん「お金」に関するブロックが同時にあったのですが「失敗を恐れる」ことと同じような感情だと思います
お金のブロックについては以下の記事で紹介していますのでよかったら
「家作りに、土地に失敗したらどうしよう」「ローンが返せなくなったら…」そのような負の思考が挑戦することを諦めさせます
また私は大学に入学するために2浪しました
といっても本当に勉強したのは2浪目の1年間だけでした。心から欲する明確な目標がなかった…
いや実は高校生の頃、医者になりたいと思っていたものの自信がなかった、どうせ無理だろうと思っていたのです
そんな私はその目標に挑戦するための心や情熱というものも持ち合わせていませんでした
本当に小さい頃から1浪まで全く勉強しませんでしたので「やればできる!」という自信を勉強で得たことがなかったのです
そんな私ですから1浪しても大学に受からず、そこで自分の馬鹿さ(偏差値というより生き方)に気づき2浪目には志望校だけでなく受けた大学全てに合格しました
失敗(これまでの生き方)を反省しそこから学ばせてもらった(人として成長した)から志望校に合格したと思います
ただもっと早くに自分の失敗から学んでいたら浪人せずに合格を勝ち取っていたことと思います
失敗を失敗のまま終わらせないためには何が必要か?
失敗することが怖くなった時、人は挑戦することをやめると思います
挑戦しないということは挑戦しなければ決して見ることができない景色を見ることは叶いません
私はそのこと(挑戦しないこと)により自分の人生を大きく狭めてしまったと思っています
ただ私も自分のコンフォートゾーンから出てみたこともいくつかあります!
特にこの数年間は今まで見たかったけど見なかった景色をチャレンジすることで見ることができました
そしてもっと早くに挑戦しておけば良かったとも思っています
ちなみにですが私は40過ぎてから大型バイクの免許を取りました(それまでは高校時代にスクーターしか乗ったことない)また昨年は家を建てました
自分のコンフォートゾーンから出ることはにはとてつもない恐怖もありましたが出てみたら意外と怖いものではありませんでした
かの電球やその他多くの発明をしたエジソンさんは多くの失敗を繰り返してきました
ですがエジソンさんは失敗を失敗とは思わず「うまくいかない方法が見つかった」と言ってそれ(失敗)を成功への布石としていました
私は読書が好きなので歴史上の偉人と呼ばれる方達の本を読むことがありますがこのような考え方を多くの先人が共通して持っていると思います
また「失敗からしか人は成長しない」と言う方もいます
これは失敗することで人は大きく成長できると言うものです
成功は単なる成功で終わってしまうことが多い(ここでなぜ成功できたのかを考える・自己分析することで成長できると私は思いますが)しかし失敗はそこから多くのことを学べる
私もこれまでの人生を通して失敗からは多くのことを学べる、と確信しています
そしてできたら子供のうち、若いうちにたくさんの失敗をする方が良いと思います
年を取ってからの失敗は家族もいたりしてしがらみも多くダメージが大きいと思うからです
しかし矛盾しますが、だからと言って年を取ってからだってチャレンジする気持ちを失ってはいけないとも思います
ここまで言うと「チャレンジ」がとても大切だと私が思っているように思うかもしれませんが意外とそうでもありません
チャレンジというのは目標や自分がやりたいと思う気持ちがあるからこそできることです
そして目標は人それぞれ違います
今は目標がないよ、なんていう方もいらっしゃると思います
また今は目標がないけどもとても幸せだよ、という方もたくさんいいると思います
だとしたらそれはそれでいいのです。自分の今の幸せを続けることも素晴らしい目標だからです
失敗はチャレンジしても普段何気なく過ごしても起こり得ます。ただ自分がしたいと思ったなら実際に体験してみることで失敗も成功も起こります
私は今、目標があります
それもたくさんの目標が。その目標を達成するためにはチャレンジが必要不可欠なものも多くあります
今は「チャレンジなくして成功なし」という言葉を合言葉に少しずつですが一歩を踏み出しています
時々「失敗」が頭をよぎることもありますがそんなまだわからない未来に支配されないように前に進み続けようと思います
「失敗は成功のもと」失敗したからこそ新たな自分を発見できるし成長もできる
しかし、そのためには失敗から学ぶ姿勢と前向きな姿勢が不可欠だと思います
そうなると自分の人格を少しずつ育んでいくことも大切だと思います
そうでなければ失敗から得るものも少なく、そしてまた私と同じように失敗してもそのままだったり、失敗を避けることでその後の人生を大きく狂わせてしまうからです
失敗は成功のもとではあるのですが、それは失敗から学ぼうという積極的な心構えが必要不可欠であると思います。加えて人格の成長も大切です
今の日本は「失敗できない」そのような思いに縛られている方が非常に多いと思います
言い換えると失敗に慣れていない、成功には失敗はつきものだという概念を持っていないと言えます
なるべく未来に困らないように安定した方へ導こうとします
(安定が決して悪いわけではありません。大切なのはその道でつまずいた時にすぐに立ち上がれる心を養うことだと思います)
そうなると失敗を避けるために挑戦を避け、失敗したらしたで長い期間後悔してしまったりしてしまう方が多いように見受けられます
私自身そのような人生を歩んできてしまったのでよくわかります
もしかしたら失敗を機に心を病んでしまったりといった人も少なからずいるのではないでしょうか?(私も失敗により強迫性障害やうつ病を患いました)
七転び八起きなんてことわざがあります。しかし失敗に慣れていない方は一度の失敗で自分の人生を狂わせてしまうことがあると思います。ただ実際にはそれは思考がつく嘘です
逆に「自分の失敗から学ぶことができ人として成長することができるんだ」そのように認識が変われば失敗は自ずと怖いものではなくなりいろんなことにチャレンジしてみようとして人生の幅が広がるのではないでしょうか
重ねて言いますがなんでもチャレンジがいいわけではなく「〜したい」という心から欲することがあった場合に限ります
子どもの頃というのは怖いもの知らずでなんでもチャレンジします
そして何度も失敗します。そしてそこから成長します
子どもにはエジソンさんのように「失敗」なんて概念はきっとないのでしょう
私を含め失敗に大きな恐れを抱いているのであれば子どものような心をもう一度取り戻さなくてはならないのかもしれません
難しいことではありますが不可能ではありません
失敗を恐れるとコンフォートゾーンに留まるようになることを言いました
その場所がその方にとって最幸(もっとも幸せ)な場所であるならばそのままでいいと思います。しかし自分はそこから出たい気持ち(挑戦したい・やってみたい気持ち)もあるのに失敗を恐れてその領域から出ないのであれば今の現状に不満ばかり出てくるでしょう
RPGで言えば、村から出て強敵にあったりするのが怖くて最初の村の周りで弱い敵ばかり倒してまた同じ村に戻るを繰り返している状態でしょうか
本当は違う街に行きたいのに怖いからやめておく、これが私でした。でもこれではゲームは全然進みませんし面白くないと思います
ゲームを進めるためには思い切って村から飛び出るのが必要です
そうすればイベントも進みますし新たな敵や強い武器、仲間を手に入れることができます
その時には自分の人格というレベルを上げて臨むとよりスムーズです
ただレベル上げずに出ていって死んじゃってもまた反省してセーブしたところからやり直せばいいのです
とにかく最初の村から出て行かないことにはゲームは進んでいかないと思うのです。ゲームだから簡単にやり直せるが人生はやり直せない…そんな言葉が頭をよぎるかもしれませんが人生だってやり直せると思います。自分がやり直すと決めた時、新たな人生が始まるのではないでしょうか
いつもと同じことを淡々と繰り返していても人生は時間と共に進んでいきます。そしていつか人生には終わりがきます
その直前に「ああしとけばよかった…」と後悔してもその時はすでに遅いですよね
亡くなる方の多くは「したかったのにやらなかったこと」の後悔を感じるとのデータもあるようです
おそらくそこにはいろんな理由(病気や金銭的なものなど置かれた環境・状況)があるので一概にそれが悪いとは言えませんが私と同じように失敗を恐れて、未来を恐れてチャレンジしなかったものも多く含まれると思います
だとしたら物凄く勿体無いことですので後悔しないためにも失敗を恐れず前に進んでいきたいと今の私は思います
やってみて失敗することからは多くのことを学べますが失敗を恐れてやらなかった場合は体験していないのですから何一つ学ぶことができません。その上、後悔だけはついてきます
でしたら心からやりたいことがあるならとにかく小さな一歩を踏み出してみるのが良いのではないかと思います(もちろんその夢や目標が大きければ大きいほど恐れも大きくなるのでビビりな私は躊躇しますが)
でも小さな一歩なら踏み出せることもきっとあるはずです
その一歩を踏み出すのか踏み出さないのかには大きな違いがあるように感じられます
何度も繰り返しになりますが夢や目標がなくてもいいと思います
その日その日を大切に生きる中でもたくさんの成功や失敗はあるはずです
要は失敗に引きずられない、その失敗は成長への一歩、失敗したからこそ学ぶことがあるんだという姿勢を大切にする、ということが私の言いたいことです
あれ!?長々と書いてしまいましたが結局この一文が言いたいだけだったような気も(笑)
私はこれまで45年間、失敗してもそこから学ばず、失敗を引きずり、失敗を恐れて挑戦を避ける生き方をしてきました…
とてもとても後悔しています。ですが45歳になった今やっとそのことがわかったのは幸運でした
今からでも自分の人生を輝かせることはできる!と信じています
このように今ままでの失敗が新たな成長へと変わったのです!
きっと今からの私は今ままでの私とは違う自分ですので今後の人生が楽しみです
この歩みを止めないように自分への戒めも兼ねて今日は記事にさせていただきました
この記事を読んでくださった方の中に私の体験が何かのお役に立ってくれたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました
歴史上の偉人や成功者と呼ばれる方達は「失敗」を「失敗」で終わらせない。もしくは失敗とも思わない。そのような意識が共通してみられます