こんにちは♪
今日は「人と比べない」ということについて記事にしていきたいと思います
私も昔は人と比べてきました
母親が特に私を勉強のできる幼馴染と比べてましたので私自身も人と比べて自分がどの位置にいるのか・・・
そんなことばかり考えて生きてきました・・・
ほんの少しの優越感を感じたりひどい劣等感を抱えてきました
おそらくこの記事を読もうと思ってくれている方もそんな感情に悩まされているのではないでしょうか?
でも私はそのような思考や感情とは今はおさらばすることができました
抜け出すにはもちろんそれなりに大変だったのですがその過程を省いて今日はポイントだけお伝えしたいと思います
この記事で読者の方が「比較」という思考から抜け出せることを祈ってます
目次
結論 比較という思考は無視して良い物だから比較という概念すらない
「比べる」という思考そのものが自分のものではないのだから気にしなくていい(現段階ではなかなか伝わらないかもしれませんが)
自信や自己肯定感を高めるのも悪くはないが・・・
なぜ人と比べてしまうのか、理由を考えても意味はない
比較してしまう理由を考えればそれらしいものがいくつか思い当たるかもしれません
親の育て方や学校など
もちろん冒頭でも書いたように私も親が幼馴染と比べたことが影響していると考えています
ですがそんな理由をいくらあげてもキリがありませんし今は意味がないことなんです
意味がないってどういうこと!?
と怒られてしまいそうですが・・・
例え親のしつけや学校の教育、はたまたそれに伴うあなたの性格に原因があったとします
前者ならもう過去のことだし、性格なんてのも単なるキャラだから気にする必要なしです
そうなんです
あなたはそもそも「そういうキャラを演じているだけ」なんですよ
「人と比較しやすいキャラ」あなたはそれを演じているんです
キャラを演じているのに考えたって仕方ないんです(?)
例えば俳優さんがいるとします
その俳優さんが人と比較し優越感や劣等感を感じる役を演じたとします(どんな役?)
その俳優さんは「なんで人と比べてしまうのか!?」そんな風に思うでしょうか?
もちろんそんなことつゆにも思いません
だって本当の私とは何の関係もありませんから
ですが昔の私が、そしてこれを読んでいるあなたがやっているのはまさにこれなんです
キャラ、つまり役をまるで自分本人のように考えているから苦しくなるんです
キャラクター=自分
これはまさしくエゴの構図です
人と比べないようにするためにいくら「自分は自分」なんて言い聞かせてもただ苦しくなるだけではないですか?
これを読んでくださっているあなたもそんなことはとうの昔に試してきたのではないでしょうか
私もなんとか人と比べないように比べないようにと頑張ってきました
でも全然だめでした・・・
いくら自分を褒めても、いくら自分は自分・他人は他人だよ、と言い聞かせてもただ苦しいだけでした
それもそのはずです
だってそもそも他と比べてしまうのはその人の本質ではなく、そういうキャラクターなのですから仕方ないことなんですよ
そうなるとやることはただひとつ
エゴ、つまりキャラクターであり役と同一化しないことです
エゴ、つまり自我とは「自分である」という認識のこと。でも自分なんてそもそもないんです。あるとすればキャラクターを演じている役者だけなんです。本当の自分とはキャラでもないし役でもないものなんです
人と比べないようにする方法はエゴと同一化しないこと!
人を比較しないようにするにはエゴと同一化しないことです(これに尽きますし人生の悩みのほとんどはこれで解決可能)
冒頭で難しいなら自信や自己肯定感をまずは高めてもいいと書きました
ただそれはさっきも言ったように茨の道です(多くの自己啓発はこちらの方法が主流です)
もちろん人によっては効果があるはずです
とにかく自信・肯定感を高め続ければいつかは比較はしなくなるかもしれません
ですがおそらく持って生まれた「考え方」そのものはなかなか矯正できないでしょう
また自信や肯定感を主軸に生きるということはその逆である「劣等感」も必ず残ります
この世は表裏一体です。表があれば必ず裏がある。二つで成立する世の中なのです。ですので片方のものだけを得るということはできないのです
ですから私は最初の「自分とはそもそもキャラクターである」という真実を受け入れて見てほしいのです
あなたが子供の頃、「私」なんて概念がなかったはずなんです
自分=世界だったのです(スピリチュアルでもよく言われますね)
ですがいつからかエゴによって「私」が出来上がり世界と分離していきます
そして「私」と「私以外の人」という世界を作り比較の世界へ入っていってしまうのです
「私」がいなくなれば「私以外の人」もいなくなります
これで比較する対象はいなくなりました
もう比較の世界とはおさらばです
ただここまで読んでも「?」と思うはずです
私もここまでくるには長い時間がかかりました
簡単に「そうなんだ!本当の自分は別にいるんだ!」なんて思えません
当たり前のように今までの世界を真実だと思わされていましたので・・・(エゴにより)
またわかりやすいように少し例えを変えてみます
あなたはRPGを知っていますか?
ドラゴン○○ストみたいなゲームです
ここであなたは勇者や戦士と言ったキャラクターを選んで冒険します
このゲームのキャラクターを動かしているあなたはやっぱり魔法使いがいいとか武道家がいいとかは思いません
だってあなたはキャラクターそのものではなくプレイヤーなのですから
でも比較が生まれてくると例えば戦士というキャラを私そのものだと勘違いし「魔法使いと比べたら魔法ができない」「魔法を使いたい」「俺は勇者がいい」「なんで性別は男ばかりなんだ」とか言って比較し苦しみます(勇者でも同じです)
でも私は戦士そのものではなく動かしているプレイヤーなんだ、本当の私はゲームの外にいるんだ、と分かれば比較することはありません
本当は自信・自己肯定感を高める必要はない
本当は「自信」・「自己肯定感」なんて考えなくていいんです
自信や自己肯定感を無理に高める必要はないです
自信とか自己肯定感はあくまでも人間が作った「概念」です
概念に惑わされず自分はキャラクターではないことが分かればあとはやりたいことをやるだけでしょう
やりたいことをやっているあなたは毎日が充実しているし楽しいということも増えるでしょう
それは結局、自分を大事にすることになっています(自然と!)
それが世間一般でいう「自信に満ち溢れた人」「自己肯定感の高い人」と言われる人です
エゴと同一化しないでやりたいことをやってれば「自然に!」自信や自己肯定感と呼ばれるものは出来上がっています
だから無理に自信を高める必要なんてないんですよ♪
自分がいないのに高めるって何を???ってことです
先ほどの俳優さんでいえば役を演じているだけなのにその役の自信を高めるって何ってことですしゲームで言えば戦士の自信を高めるなんてできませんよね?
だからそんな難しいこと考えずにそもそも今まで「自分」だと思っていたものを疑いましょう
自己肯定感を高める必要がないことはこちらの記事で詳しく書きましたので参考にしてみてください
他人と比較し自己否定してしまう方はこちらの記事を参考にしてみてください
まとめ
いかがでしたか?
おそらく急に「本当の自分」だなんだと言われても・・・
そう思うと思います
私自身もそうでしたし
でも人間以外の動物は比較していますか?
馬は早くていいなとかクマは強い!俺もクマがいい!とか考えながら生きているでしょうか?
多分考えていないですよね
人間は脳が肥大化して余計なことを考えられるようになったということです
脳が勝手にしていることなんです
だから比較いないためにはその当たり前のことに気づけばいいんです
単なるエゴから生まれた思考なんで気にしないでいいんですよ!
今日は比較についてお話しさせていただきました
最後まで読んでいただきありがとうございました
周りと比較し苦しい・悩んでいる方。ついつい周りと比較してしまう方